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2017年8月29日酪農出前教室が開催されました。

 

 8月29日(火)、一関市新沼小学校で、岩手県牛乳普及協会主催の酪農出前教室が開催されました。目的は、酪農への関心と牛乳を飲む必要性についての理解醸成で、1~6年生の児童29名が参加しました。

 出前教室は6月下旬から複数回行われてきましたが、今回は今年度初の「青空コース」(乳牛の体の仕組みや牛乳の栄養についての話、バター作りの他に、搾乳体験と牛との触れ合いが追加されるコースです。)を実施。地元である一関市藤沢町生産者の伊藤順市さんの協力の下、2頭の牛(搾乳牛と子牛)が学校の校庭に運搬され、搾乳体験や哺乳体験、牛の心臓や胃袋の音を聴くといった体験を行いました。

 同小学校の佐藤紹栄校長は、「牛と触れ合う体験は貴重であり、児童の生きものに対する思いやりを、育てることに繋がります。」と、体験の意義を話しました。

 子供たちは、牛との触れ合いの他、本会畜産酪農部酪農課の丸田博課長による、牛についての講義や殺菌温度・乳牛の種類が異なる3種類の牛乳の飲み比べ、地元乳業者または不二家乳業の協力によるバター作りを体験。子供たちは、「牛の種類がたくさんあって、びっくりした」「牛の体の構造が人間と違って、驚いた」など、感想を述べていました。

 

 

 

 聴診器に耳をあて、子牛の心臓の音を聴く子ども

 

講義により、牛についての知識を深める子どもたち