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2018年2月1日第28回いわて牛枝肉共励会を開催しました。

 JA全農いわてといわて牛普及推進協議会、岩手県は、東京都品川区にある中央卸売市場食肉市場で、「第28回いわて牛枝肉共励会」を開催しました。産地関係者及び、首都圏買参人等との情報交換を通じて、「いわて牛」の評価向上を図るとともに、生産者の相互研磨による生産意欲の高揚を図ることが目的です。

 今年も昨年と同様に、県内で生産された黒毛和種肥育牛が、雌25頭、去勢35頭の計60頭が出品されました。平均枝肉重量は520.3kg(昨年:509kg)、販売単価は2.489円(昨年:2.670円)、5等級・4等級の比率は、96.6%を占めました。

 岩手県農林水産部の紺野由夫部長は、せりの結果を受けて、「生産者の技術の高さが反映された結果となりました。さらなる発展を見据え、共励会を通して、技術の向上、生産者同士のネットワークを広げていただきたいです。」と挨拶しました。

 祝辞として、東京食肉市場株式会社の大塚勇常務取締役は、いわて牛について、「美味しい。なんといっても、脂質が他産地に負けない強みであり、ファンが多いです。」と評しました。

 最優秀賞には、JA新いわて(奥中山)の釜石善八さんの出品牛が選ばれました。枝肉単価は、3.502円と平均を大きく上回りました。公益社団法人日本食肉格付協会 関東支所 厚地正洋支所長は、「非常に厚みがある。サシも色も良く、肉質が立派です。」と講評しました。

 

 岩手県農林水産部の紺野由夫部長(左)から表彰を受ける、最優秀賞者の釜石善八さん