紅ロマン栽培指導会

6月28日（金）、JA全農いわては、「紅ロマン栽培指導会」を開催し、岩手県のオリジナルりんご品種である「紅ロマン」の大玉生産に向けた栽培指導を実施しました。

この指導会は、県内でも「紅ロマン」の大玉比率が高いJA江刺管内の生産者が実践している栽培方法を、JA職員および農業改良普及センター職員に周知することを目的として、本年度に初めて開催されました。

2か所の園地で栽培研修・園地視察が行われ、JA営農指導担当者・農業改良普及センター職員、計24名が参加しました。

参加者は、ＪＡ江刺管内のりんご生産者、岩渕勝治さんや㈱JA江刺グリーンファームの千田康文場長が語る栽培のポイントに熱心に耳を傾けていました。

岩渕さんは、「栽培方法について意見を交換することで、現在、栽培現場で実践している方法を改めて見直し、さらなる改善をはかるための良い機会となる。江刺だけでなく、県内全体で紅ロマンの安定した大玉生産につながる一助となれば。」と紅ロマンの更なる普及への熱意を語りました。

程よい甘みとさわやかな酸味が特徴の「紅ロマン」は8月中旬から収穫が始まり、8月下旬から9月上旬頃まで出荷される予定です。