ニュースリリース

2019年7月11日「農事組合法人となん」との複数年契約『合意式』を開催しました

  「農事組合法人となん」との複数年契約『合意式』を行いました!

JA全農いわては、農事組合法人となん、()純情米いわて、JAいわて中央との4者間で米の売買について複数年契約を締結することとし、「合意式」を開催しました。

 

合意式は7月1日(月)に盛岡市内のホテルで実施。代表者による合意書への署名、農事組合法人となんの紹介、となん生産の「銀河のしずく」おにぎりの試食を行いました。複数年契約の締結は県内3例目、県内卸売業者との契約は県内初です。

 

開会に先立ち、本会の畠山俊彰本部長が「米を取り巻く情勢として、毎年約10万トンもの消費量が減り、その年の作付けや作柄により価格が変動している。複数年契約は買い取り数量や価格が決まっているため、生産者や消費者、実需者にもメリットが多い。今後も複数年契約の事業展開をすすめていく」と挨拶をしました。

 

この契約は生産者が安心して水稲生産に取り組むことができる環境づくりと、安定所得の確保を目的とし、令和元年産から令和3年産までの3か年契約となっています。数量、価格、取引条件等を4者協議のうえ決定するため、下記のメリットが期待されています。

 

・生産者…米の買取り数量、価格、販売先が決まり安心

・販売側…数量確保、価格安定をすることができる

・消費者…決まったところで生産された安全な米を、安定価格で買うことができる

 

 今後もJA全農いわてでは、3か年の複数年契約を基本として、取り組みを強化していきます。

 

 

 

 

【農事組合法人となん】

平成25年設立。組合員数957名(H31..1現在)、経営面積965haと国内最大規模の農事組合法人。