いわて純情米 2023年産米生育状況

いわて純情米 2021年産米生育状況

JAいわて花巻 銀河のしずく

移植日:
令和3年5月14日
出穂日:
刈取予定日:
出回り予定日:
2021年9月2日
産地コメント

〇花巻地域(花巻市)の状況
①花巻地域の「ひとめぼれ」生育調査ほ10か所の成熟期の生育状況は以下のとおりです。
        令和3年       平年(H28~R2までの平均)
            稈長   88.5cm(平年比111)    77.9cm 
             穂長   18.8cm(平年比104)    18.1cm
            穂数   441本/㎡(平年比110)   400本/㎡

②幼穂形成期以降、まとまった降雨はありましたが、高温、多照となり、花巻地域の「ひとめぼれ」 生育調査ほ10か所の平均の出穂盛期は8月1日で、平年より5日早くなりました。出穂後も高温・
多照となり、初期登熟は非常に良好でした。8月中旬、一時的な低温や少照で登熟がやや鈍化しましたがその後天候も持ち直し、刈取は、早い所では9月10日頃からとなりそうです。
 
○調査ほの特記事項
①「銀河のしずく」の成熟期の生育調査結果は以下のとおりです。
                令和3年       平年(H28~R2までの平均)
            稈長   84.1cm(平年比117)    72.0cm

 
            穂長   19.2cm(平年比103〕 
                    

②7月16日の東北北部の梅雨明け後、非常に暑い日々が続き出穂が早まり、登熟も順調です。(8月10日頃から一時低温、日照不足がありましたが、影響はほとんどないと思われます。)

③7月上・中旬見られたいもち病は散発的で、広域的な発生は見られません。

〇調査ほの特記事項
①「銀河のしずく」の出穂盛期は、平年より4日早い7月30日でした(穂揃良好)。出穂後の天候は良好で、登熟も順調です。9月10日頃には稲刈りが始まる見込みです。

②いもち病等の病害は今のところありません。

ほ場写真全景

【撮影地/花巻市鍋倉】

ほ場写真稲体

【撮影地/花巻市鍋倉】

2021年8月18日
産地コメント

〇花巻地域(花巻市)の状況
①花巻地域の品種を込みにした出穂状況は、出穂始期(出穂10%)7月27日、出穂盛期(出穂50%)8月2日、出穂終期(出穂90%)8月7日、穂揃も良好で、出穂盛期は平年より3日早まりました。

②7月16日の東北北部の梅雨明け後、非常に暑い日々が続き出穂が早まり、登熟も順調です。(8月10日頃から一時低温、日照不足がありましたが、影響はほとんどないと思われます。)

③7月上・中旬見られたいもち病は散発的で、広域的な発生は見られません。

〇調査ほの特記事項
①「銀河のしずく」の出穂盛期は、平年より4日早い7月30日でした(穂揃良好)。出穂後の天候は良好で、登熟も順調です。9月10日頃には稲刈りが始まる見込みです。

②いもち病等の病害は今のところありません。

ほ場写真全景

【撮影地/花巻市鍋倉】

ほ場写真稲体

【撮影地/花巻市鍋倉】

2021年8月4日
産地コメント

〇花巻地域(花巻市)の状況
①花巻地域の品種を込みにした出穂状況は、出穂始期(出穂10%)7月27日、出穂盛期(出穂50%)8月2日で、出穂盛期は平年より3日早まりました。         

②7月16日の東北北部の梅雨明け後、非常に暑い日々が続いており、出穂も早まり、その後の登熟も順調です。

③葉色が濃いこともあり、7月上、中旬いもち病が見えましたが、適正な防除剤処理を指導した結果、現在は小康状態です。 

〇調査ほの特記事項
①「銀河のしずく」の出穂盛期は7月30日で、平年より4日早まりました。出穂後の天候は良好で、登熟は順調です。葉色はやや濃いほ場が多めです。

②いもち病等の病害の発生は今のところありません。

ほ場写真全景

【撮影地/花巻市鍋倉】

ほ場写真稲体

【撮影地/花巻市鍋倉】

2021年7月15日
産地コメント


〇花巻地域(花巻市)の状況
①花巻地域の「ひとめぼれ」生育調査ほ 10か所の、7月15日現在の生育状況は以下のとおりです。
                     令和3年           平年(H28~R2までの平均)
             草丈    69.4cm(平年比 112)     62.1cm
              茎数    519本/㎡(平年比 104)    501本/㎡
             葉数    10.3葉(平年比 −0.3葉)    10.6葉
②中干しが、6月25日頃から始まりましたが、梅雨入り(東北北部梅雨入り、6月19日)後、連日の曇天で中干し効果は不充分です。葉色はやや濃いほ場が多いですが、退色の始まっているところも散見されます。
③7月10日頃から、幼穂形成期(幼穂長2.0mm)が確認されるようになり、花巻地域全体としても幼穂形成期に達しているものと思われます(7月19日現在)。7月16日に東北北部でも梅雨が明け、非常に暑い日々が続いております。生育は、平年より大幅に進んでいると思われます。

〇調査ほの特記事項
①7月15日現在の調査区(「銀河のしずく」)の生育状況は以下のとおりです。
                   令和3年             平年(H28~R2までの平均)
             草丈   79..3cm(平年比 112)     71.1cm
               茎数   511本/㎡(平年比 114)    449本/㎡
             葉数    10.9葉(平年比 −0.1葉)    11.0葉
②中干しが、6月23日頃から始まりましたが、連日の曇天で中干し効果は不充分です。葉色はやや濃いほ場が多いです。
③幼穂形成期が7月8日頃から確認されるようになりました。幼穂形成期の確認は、平年より2~3日早い程度でしたが、梅雨明け後の高温で、生育は大幅に進んでいると思われます。

ほ場写真全景

【撮影地/花巻市鍋倉】

ほ場写真稲体

【撮影地/花巻市鍋倉】

2021年7月5日
産地コメント


〇花巻地域(花巻市)の状況
①花巻地域の「ひとめぼれ」生育調査ほ 10か所の、7月5日現在の生育状況は以下のとおりです。
                     令和3年           平年(H28~R2までの平均)
             草丈    54.5cm(平年比 106)      51.2cm
               茎数    500本/㎡(平年比 104)    481本/㎡
             葉数    9.2葉(平年比 -0.5葉)     9.7葉
②現在のところ、草丈が長く、茎数はやや多め、葉数はやや少なめです。中干しが、6月25日頃から始まり、中干し継続中です。梅雨入り(東北北部梅雨入り、6月19日頃)後、曇天の日が多く、中干し効果は充分とは言えない状況です。葉色はやや濃いほ場が多いです。
③まもなく、幼穂形成期(幼穂長2.0mm)が確認されるようになると思われます。今後は、追肥や穂いもち防除剤の施用、畦畔の草刈り等の作業が中心となります。

〇調査ほの特記事項
①7月5日現在の調査区の生育状況は以下のとおりです。
                   令和3年             平年(H28~R2までの平均)
             草丈   64.8cm(平年比 115)       56.4cm
              茎数   530本/㎡(平年比 118)      449本/㎡
             葉数    9.8葉(平年比 ±0葉)       9.8葉
②現在のところ、草丈が長く、茎数は多め、葉数は平年並です。中干しが、6月25日頃から始まり、中干し継続中ですが、曇天の日が多く、中干し効果は不充分です。葉色はやや濃いほ場が多いです。
③早いところでは、7月5日に幼穂形成期(幼穂長2.0mm)が確認されました。生育進度は平年よりやや早めです。

ほ場写真全景

【撮影地/花巻市鍋倉】

ほ場写真稲体

【撮影地/花巻市鍋倉】

2021年6月25日
産地コメント


〇花巻地域(花巻市)の状況
①花巻地域の「ひとめぼれ」生育調査ほ10か所の、6月25日現在の生育状況は以下のとおりです。
 
   草丈    43.4cm(平年比109)     39.3cm
  茎数    406本/㎡ (平年比 111)    365本/㎡
   葉数    8.1葉(平年比 -0.3葉)    8.4葉
 ②6月15日現在では、平年対比で草丈並、茎数やや多、葉数やや少の状況でしたが、6月中旬以降の高温、適度な降雨により生育は急激に進展し、現在の生育は順調です。、

 ③しかし、高温の影響もあって、藻類、表層剥離の発生、特に水持ちの良い水田を中心に水田の“わき”(ガスがわく)が多く、2~3日の落水や積極的な水の入れ替え(間断かんがい)を指導し、生育は回復しています。各地で中干し、溝切作業が始まりました。

〇調査ほの特記事項
 ①6月25日現在の調査区の生育状況は以下のとおりです。

   草丈   50.0cm(平年比 122)     41.0cm
  茎数  501本/㎡ (平年比 135)   372本/㎡
   葉数    8.7葉(平年比+0.2葉)   8.5葉
 ②花巻地域の「ひとめぼれ」の生育と同様、藻類、表層剥離の発生が目立ち、水田の“わき”(ガスがわく)症状が見られましたので、2~3日程度の落水や水の入れ替えを行い“わき”や表層剥離症状は回避しており、6月25日現在の生育はすこぶる順調です。中干しが始まりました。

ほ場写真全景

【撮影地/花巻市鍋倉】

ほ場写真稲体

【撮影地/花巻市鍋倉】

2021年6月7日
産地コメント

〇花巻地域(花巻市)の状況                 
①花巻地域の「ひとめぼれ」生育調査ほ10か所の、6月4日現在の生育状況は以下のとおりです。
                     令和3年          平年(H28~R2までの平均)
             草丈    25.6cm(平年比94)     27.3cm
              茎数    103本/㎡(平年比 88)     117本/㎡
             葉数    5.0葉(平年比 -0.5葉)     5.5葉
②5月中・下旬、一時日照が不足気味で、活着、初期生育は移植時の影響(栽植密度、一株植え付け本数等)が強く出ていますが、6月以降は生育も持ち直し、今のところの生育は、概ね順調です。、

③しかし、高温の影響もあって、藻類、表層剥離の発生が目立ち始め、特に、水持ちの良い水田を中心に、水田の“わき”(ガスがわく)も見えます。中干しまでには多少間がありますので、2~3日の落水や積極的な水の入れ替え(間断かんがい)を指導しています。

〇調査ほの特記事項
①6月7日現在の調査区の生育状況は以下のとおりです。
                   令和3年            平年(H28~R2までの平均)
             草丈   32.5cm(平年比 112)     29.1cm
             茎数   123本/㎡(平年比 98)      126本/㎡
             葉数    5.7葉(平年比+0.2葉)      5.5葉
②花巻地域の「ひとめぼれ」の生育と同様、藻類、表層剥離の発生が目立ち、水田の“わき”(ガスがわく)症状が見られますので、   2~3日程度の落水や水の入れ替えを行い、“わき”や表層剥離症状の回避に向けた指導を行っています。

ほ場写真全景

【撮影地/花巻市鍋倉】

ほ場写真稲体

【撮影地/花巻市鍋倉】

2021年5月26日
産地コメント

〇花巻農協管内の田植進捗状況は以下のとおりです。                                                          
地域 ①田植始期②田植盛期③田植終期
花巻地域 ①5月8日 ②5月14日 ③5月24日
北上地域 ①5月10日 ②5月15日 ③(5月29日) ( )内見込
西和賀地域 ①5月20日 ②5月23日 ③(5月31日) ( )内見込 田植始期:田植進捗10%
遠野地域 ①5月14日 ②5月20日 ③(5月30日) ( )内見込 田植盛期:田植進捗50%
管内合計 5月9日 5月16日 5月26日 田植終期:田植進捗90%

〇花巻地域(花巻市)の状況
①育苗期は、低温の時期もありましたが病害等の発生は少なく、概ね良好な苗が生産されました。
②花巻地域の田植盛期は 5月14日で、ほぼ平年並みです。
③移植前半は、低温や風の強い時期もありましたが、活着はおおむね順調で、その後の生育も順調です。
④花巻地域の水稲生育調査は、6月4日から開始となります(原則、6~7月は5のつく日に調査)。

〇生育調査ほの特記事項
①生育調査地点の「銀河のしずく」の移植期は5月14日(平年5月13日)でした。
②生育調査ほの植付本数は2~7本(平均4.7本)、葉数は4.0葉です。モ類、表層剥離が見え始めました。

ほ場写真全景

【撮影地/花巻市鍋倉】

ほ場写真稲体

【撮影地/花巻市鍋倉】