県中央部向けの良食味米の開発を目指し、平成18年に耐冷性や耐病性に強い「奥羽400号」とコシヒカリと同等の食味を持つ「北陸208号」を交配。
平成20年には、2,000を超える個体から有望なものを選抜し、平成22年から13個体に絞って食味試験を開始。良食味で、耐冷性や耐病性に強く、割籾が少ない系統を育成。
平成24年〜26年に6箇所で現地試験を実施し、現地適応性や栽培適地を確認したうえで、平成27年に県奨励品種に採用。
県中央部のひとめぼれやあきたこまちから、計画的に転換し、平成32年には、栽培適地の約2万haのうち、ひとめぼれ、ヒメノモチの適地を除いた約1万haで作付けを予定(生産量は約5万トン)。