ニュースリリース

2016年3月25日「銀河のしずく」生産・販売キックオフイベントが開かれました!

 25日、盛岡市内のホテルで、県オリジナル水稲品種『銀河のしずく』の生産・販売キックオフイベントが開かれ、生産・流通関係者ら約300名が、ブランド化に向け心をひとつにしました。

 開会に先立ち、達増拓也岩手県知事が「『銀河のしずく』は、これから新しい岩手の顔として、広く愛されていくことを確信しています。本県の、米産地としての地位を強固なものにするためにも、生産・流通・消費関係者が思いをひとつに、ブランド化に向けて第一歩を踏み出すことを願います」と挨拶しました。

 続いて、県農業研究センターの木内豊センター長が、開発経過や特徴を説明。株選抜の際、穂に触れる手のひらに血がにじむこともあったと話し、10年にわたる研究のすえ生み出した『銀河のしずく』は、奥羽400号の強さと北陸208号の良食味、両者の優れた特徴を引き継いだ理想の品種であると強調しました。

 また生産者代表として、JA新いわての水稲生産部会、晴山保正会長が「これまで他県の品種を栽培することに、岩手の農家として悔しい思いをしていた。岩手県オリジナル品種のデビュー、特A評価獲得はこのうえないよろこび。高品質、安全・安心で美味しい『銀河のしずく』を提供していくことを誓います」と決意表明をしました。

 『銀河のしずく』は、27年度産の食味ランキングで特Aを受賞した県オリジナル水稲品種。炊き上がりの白さ、バランスのとれた食味と、冷めても変わらない美味しさが特長です。今秋から、販売が開始されます。

鬨の声

一致団結し「エイ、エイ、オー!」と声を上げる関係者ら

登録証交付

達増知事から生産者へ、作付農家登録証と『銀河のしずく』種子が手渡されました

ロゴを手にする達増知事

当日はロゴマークも発表されました

銀河のしずく

来場者に配られた『銀河のしずく』試食