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2018年3月9日【本会初】いちのせき米クラブとの複数年契約「合意式」を開催しました!

 

 JA全農いわては、3月7日(水)に、盛岡市のホテルで、一関市の生産者団体「いちのせき米クラブ」、JAいわて平泉、米卸「津田物産株式会社(大阪市)」、本会の4者の複数年契約「合意式」を開催しました。

 米を巡る情勢が厳しい中、生産者に安心して水稲生産に取り組んでいただくことを目的とし、本会では初めて、販売先卸を含めた「複数年契約」を結びました。平成30年産から32年産までの3ヶ年です。

 本会の照井勝也副本部長は、「米に関わる生産者、流通者、販売者が一堂に会し、契約を締結したのはとても意味深いです。生産者さんの大きな力になります。」と話しました。

 複数年契約によって、生産者は、数量契約を締結しているため、安心して水稲生産を行うことができるとともに、自分たちの米の販売先を明確にすることができます。また、取引先にとってもメリットは大きく、「生産者の顔が見える」販売となり、精米商品の差別化を図ることができるとともに、数量確保、相場に左右されない価格安定に繋がります。

 津田物産株式会社の武田孝則常務取締役は、「小売店から、『生産者とのパイプを太くしたい』『産地交流したい』という声が出ています。」と、今回の取組みが、消費地の期待と合致していることを強調しました。

 本会は今後も、「顔の見える関係」のさらなる深化を進め、複数年契約を呼び掛ける方針です。

 

 連携強化を誓いました