2019年6月21日「岩手県農家手取り最大化プロジェクト」成果発表会が開催されました。
「岩手県農家手取り最大化プロジェクト」成果発表会
JA全農いわては、6月14日(金)、奥州市江刺農業活性化センターにて「農家手取り最大化プロジェクト成果発表会」を行いました。
「農家手取り最大化プロジェクト」とは、農家の持続可能な農業生産と農業経営の確立を実現するため、県内からモデルJA・経営体を選定し、平成28年~30年度の3か年を通して「農家手取り20%アップ」を目指す取り組みです。
農業経営のコスト削減・手取り増大に向けて、主に下記のような実践メニューが取り組まれました。
① 大型規格農薬の導入による、物財費削減
② 農業機械を活用した省力化による労働費低減
③ 営農最新技術の導入による生産性向上
岩手県からは2JA(JA新いわて、JAいわて中央)、11経営体がプロジェクトに取り組みました。
成果発表会では、プロジェクトに取り組んだ農業経営者の成果発表や、今記3か年に向けたプロジェクトの課題共有が行われました。
モデル11経営体全体の30年度の農業所得の合計値は、28年度に比べ25.7%アップを達成し、目標設定値を上回る成果が得られました。
令和元年~3年度の今次3か年の取り組みでは、7JA9経営体のモデルを選定し、「農家手取り最大化」に向けた取り組みを強化していくことを確認しました。