2023年8月10日「令和5年度第56回全農乾椎茸品評会本県授賞伝達式」を行いました。
岩手県産乾椎茸(ほししいたけ)13点が農林水産大臣賞等獲得
受賞生産者を招き伝達式を開催
7月25日、岩手県盛岡市の教育会館で「令和5年度第56回全農乾椎茸品評会本県授賞伝達式」を行いました。
この式は、6月8日に埼玉県で開かれた「第56回全農乾椎茸品評会審査会」の受賞者を招き、その栄誉を讃えるために行われました。本来であれば現地で表彰式が行われますが、新型コロナ感染症対策のため4年前から中止されていることから、生産者の生産意欲の維持向上を目的に本会が去年から独自で開催しています。
今年の品評審査会は、岩手県から97点が出品され、最高位の農林水産大臣賞に2点、林野庁長官賞3点など計13点が入賞しました。伝達式には受賞者、JA関係者など14人が出席。主催者挨拶で佐竹雅之副本部長は「今年は不安定な気候で厳しい栽培条件だったが、県の出品物は品質が高く評価された。団体の部は前年に2年連続優勝したため対象外となったが、参加していたら優勝していたと思う。今後とも、日本一の産地として業界をけん引してほしい」と激励しました。
その後、佐竹副本部長から受賞者に賞状や記念品が手渡されました。日本きのこセンター理事長賞を受賞した一関市の佐々木久助さんは「関係者同士の交流の場ともなる伝達式の開催に感謝します。入賞できて安心しました。先輩たちが築いた岩手のしいたけ栽培における実績を消さないよう、これからも頑張りたい」と話しました。