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2024年3月12日JA全農いわて先進園芸実証農場竣工式を開催しました!

最新システムを導入した園芸実証農場を稼働~

本会は3月5日、紫波町にある「JA全農いわて先進園芸実証農場」で竣工式を開催しました。

竣工式には、伊藤清孝JA岩手県五連会長や照井富也岩手県農林水産部農政担当技監など関係者およそ30人が出席し、神事の後に、ピーマンの苗を定植する「栽培はじめ」のセレモニーを実施しました。

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本会では、「2030年のあるべき姿」を策定し、中山間地域での施設栽培による集約的高収益園芸品目の生産拡大を推進しています。現在、生産者の減少や拡大する耕作放棄地、昨今の気象状況などにより生産基盤の弱体化が危惧されています。こうした中で、生産者の安定生産・安定収入と純情産地いわての園芸生産拡大を目指すことを目的に実証農場を設置しました。

 実証農場では、農業ICTをはじめとする先進的な栽培技術を導入した実証試験を3月から開始します。施設は、栽培ハウス2棟(929㎡)と作業ハウス1棟(162㎡)で、県内初となるピーマンのヤシ殻による養液隔離床栽培と排液リサイクルシステムを導入し、実証を行います。3月下旬に定植、4月下旬から11月末まで収穫予定で、栽培ハウス2棟で1年間の県内平均収穫量の2倍にあたる20tの収穫を目指します。

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