ニュースリリース

2016年1月19日ピーマン販売額10億円達成 岩手県南4JA

 岩手県南JA(JA岩手ふるさと、JA江刺、JAおおふなと、JAいわて平泉)の2015年産ピーマン販売額が10億円に達したことを受け、同JAとJA全農いわては18日、奥州市内のホテルで10億円達成大会を開催しました。4JAで連携し、生産課題の共有・解決など一丸となって取り組んできたことに加え、価格が高単価で推移したことが支えとなりました。

 大会には4JAから生産者と職員、市場・流通関係者ら約130名が参集。16~18年の3ヶ年計画を確認し、次年度に向けて決意を新たにしました。JA岩手ふるさとの門脇功経営管理委員会会長は、「関係者の力を結集し今回、計画を達成することができました。次期も目標達成に向け頑張りましょう」と挨拶。各JAの生産者代表がそれぞれ生産対策を発表、面積拡大や反収・商品性の向上を誓い、そのうちJA岩手ふるさとの佐藤啓悦さん(ピーマン専門部長)は「地域一体での若手育成や専門部による定期検査会等を実施し、安心して栽培できる環境づくりに努めます」と話しました。

 JA全農いわては4JAおよび普及センター担当者を構成員とする「べジプロの会(※べジプロ=ベジタブル(野菜)+プロフェッショナル(専門職)の略)」を12年に設置し、15年度を目標とする3ヶ年計画において販売額10億円を掲げ、生産拡大と販売強化に取り組んできました。15年産販売実績は数量2651トン、販売金額10億7996万円、平均単価は407円/kg。16年からの3ヶ年計画では、最終年度の18年は数量3719トン、販売金額13億円を目指します。

大会の様子(18日、奥州市)

大会の様子(18日、奥州市)