2025年8月12日「令和7年度いわて牛いわちく枝肉研究会」開催しました
株式会社いわちくと本会は7月11日(金)に「令和7年度いわて牛いわちく枝肉研究会」を
紫波町の株式会社いわちくで開催しました。表彰式には生産者や県内各JA、関係機関など約30人が出席しました。
この研究会は、県内各地から選抜された和牛肥育牛を一堂に会し、
今後のいわて牛の肥育技術の確立と枝肉の品質向上、
産地での販売推進体制の強化並びに肉用牛生産基盤拡大を目的として開かれています。
今年度は30頭が出品され、うち23頭が格付A5等級、7頭がA4等級と評価される中、
最優秀賞には千葉大さん(JAいわて平泉)の出品牛が選ばれました。
血統は父「茂晴花」、母の父「安福久」、祖母の父「勝忠平」。
33カ月齢で枝肉重量591kg、BMSナンバー12、ロース芯面積96平方cm、
歩留まり基準値78.7でした。審査員からは、「ロース芯が大きく、周囲の筋肉も厚く充実していた。
脂質も良く、非常にバランスのいい良質な枝肉である。」と評価されました。
千葉さんは「県の研究会での最優秀賞は久しぶりなのでうれしい。今後も脂の質を意識して、
消費者においしいと言われる牛肉を生産したい。」と受賞の喜びと今後の目標を語りました。