JA新いわてと本会は11月19日、雫石町のJA新いわて雫石農機車両センターで「セルフメンテナンス研修会」を開催しました。JA組合員を対象にしたこの研修会は、農機を長持ちさせ、修理・整備コストを削減することを目的とした取り組みです。セルフメンテナンスで対応が難しい部分については、JA農機センターでの格納整備を呼び掛けました。

　当日は組合員10名が参加し、農業機械課の阿部健悟職員が講師を務めました。JAグループ共同購入コンバイン「YH448」を使い、エンジンオイルやフィルター交換、足回り点検の方法や注意点を実演指導しました。参加者の米島博悦さんは「普段のメンテナンスで見逃していた部分や正しいメンテナンス方法を改めて確認できて良かった」と話しました。

　研修を企画した農業機械課の及川将司課長は「こまめなセルフメンテナンスで農機の故障や農作業の遅れを防ぐことができる。研修は令和8年1月までに県内の他JAでも順次開催予定。ぜひ多くの方に参加してほしい」と呼び掛けました。