いわて純情米 2023年産米生育状況

いわて純情米 2022年産米生育状況

JAいわて花巻 銀河のしずく

移植日:
出穂日:
刈取予定日:
出回り予定日:
2022年9月2日
産地コメント

〇花巻地域(花巻市)の状況
①花巻地域の「ひとめぼれ」生育調査ほ10か所の成熟期の生育状況は以下のとおりです。
令和4年       平年(H29~R3までの平均)
稈長   91.6cm(平年比115)    79.9cm 
穂長   18.3cm(平年比101)    18.1cm
穂数   372本/㎡(平年比 93)   400本/㎡

②花巻地域の品種を込みにした出穂盛期は平年より1日早い8月3日でした。生育のばらつきがやや大きく、しかも出穂以降は平均気温は平年並ですが、曇天が続き、登熟は緩慢で、収穫時期は9月20日頃からと予想しています。
 
○調査ほの特記事項
①「銀河のしずく」の成熟期の生育調査結果は以下のとおりです。
 令和4年        平年(H29~R3までの平均)
稈長   86.5cm(平年比114)    75.8cm

穂長   19.2cm(平年比103〕 
                    
②7月16日の東北北部の梅雨明け後、非常に暑い日々が続き出穂が早まり、登熟も順調です。(8月10日頃から一時低温、日照不足がありましたが、影響はほとんどないと思われます。)
③7月上・中旬見られたいもち病は散発的で、広域的な発生は見られません。

〇調査ほの特記事項
①「銀河のしずく」の出穂盛期は、平年より4日早い7月30日でした(穂揃良好)。出穂後の天候は良好で、登熟も順調です。9月10日頃には稲刈りが始まる見込みです。
②いもち病等の病害は今のところありません。

穂長   18.9cm(平年比 98) 19.2cm
穂数   434本/㎡(平年比110) 393本/㎡  
②「銀河のしずく」の出穂盛期は8月1日で、平年より1日早まりましたが、出穂以降は平均気温は平年並ですが、曇天が続き、登熟は緩慢で、収穫時期は平年よりやや遅めの9月18日頃からと予想しています。

ほ場写真全景

【撮影地/花巻市鍋倉】

ほ場写真稲体

【撮影地/花巻市鍋倉】

2022年8月18日
産地コメント

〇花巻地域(花巻市)の状況
①花巻地域の品種を込みにした出穂状況は、出穂始期(出穂10%)7月30日、出穂盛期(出穂50%)8月3日、出穂終期(出穂90%)8月9日となりました。出穂盛期はほぼ平年並(平年比1日早い)です。
②7月26日の東北北部の梅雨明け後、一時高温、多日照となりましたが、生育のばらつきがやや多く、しかも出穂以降は曇天が続き、登熟はやや緩慢です。収穫時期は平年並みと予想しています。
③梅雨期間(東北北部梅雨入り:6月15日、梅雨明け:7月26日)は曇天の日が多く、葉色がやや濃いほ場もめだち、各地で葉いもちの発生が見られましたので、いもち病防除の徹底を指導しています。

〇調査ほの特記事項
①「銀河のしずく」の出穂盛期は、平年より1日早い8月1日でした(穂揃はやや良好)。出穂以降は曇天が続き、登熟はやや緩慢です。稲刈りは9月14日頃に始まる見込みです。
②いもち病等の病害は今のところありません。

ほ場写真全景

【撮影地/花巻市鍋倉】

ほ場写真稲体

【撮影地/花巻市鍋倉】

2022年7月27日
産地コメント

〇花巻地域(花巻市)の状況
①花巻地域の「ひとめぼれ」生育調査ほ 10か所の、7月25日現在の生育状況は以下のとおりです。
     令和4年        平年(H29~R3までの平均)
草丈    83.9cm(平年比 111)     75.7cm
茎数    400本/㎡(平年比83)    481本/㎡
葉数    10.8葉(平年比 −0.9葉)    11.7葉
②中干しが、6月25日頃から始まりましたが、梅雨入り(東北北部梅雨入り、6月15日)後曇天が続き、中干し効果はやや不充分です。葉色はやや濃いほ場が多いですが、葉色が淡くなってきたところも散見されます。7月末現在の生育は、草丈が長く、茎数はやや少(必要茎数は概ね確保)、葉色は全体にやや濃い状況です。
③7月8日頃から、幼穂形成期(幼穂長2.0mm)が確認されるようになり、花巻地域全体としても7月8~15日頃までには概ね幼穂形成期に達しているものと思われます(ほぼ平年並)。7月26日に東北北部でも梅雨明け(平年比−2日)となりました。今後の好天を大いに期待しています。
〇調査ほの特記事項
①7月25日現在の調査区(「銀河のしずく」)の生育状況は以下のとおりです。
      令和4年      平年(H29~R3までの平均)
草丈   87.6cm(平年比 102)     85.8cm
茎数   455本/㎡(平年比 102)    445本/㎡
葉数    11.8葉(平年比 −0.2葉)    12.0葉
②中干しが、6月23日頃から始まりましたが、曇天が続き、中干し効果はやや不充分です。葉色はやや濃いほ場が多いです。
③幼穂形成期が7月9日頃から確認されるようになりました。幼穂形成期の確認はほぼ平年並です。梅雨明け後の好天を大いに期待しています。

ほ場写真全景

【撮影地/花巻市鍋倉】

ほ場写真稲体

【撮影地/花巻市鍋倉】

2022年7月5日
産地コメント

〇花巻地域(花巻市)の状況

①花巻地域の「ひとめぼれ」生育調査ほ 10か所の、7月5日現在の生育状況は以下のとおりです。
平年(H29~R3までの平均) 令和4年
草丈 60.7cm(平年比 117) 51.7cm
茎数 413本/㎡(平年比 85) 487本/㎡
葉数 8.7葉(平年比 -0.8葉) 9.5葉

②5月下旬から6月上旬までの低温で生育は一時停滞し、生育は遅れ気味でしたが、梅雨入り(東北北部6月15日頃)後高温の日が多く生育は急激に進みました。現在(7月5日)のところ草丈が長く、茎数はやや少なめ、葉数はやや少なめですが、必要茎数は確保され、生育はほぼ平年並です。中干しが6月25日頃から始まり、中干し継続中です。葉色はやや濃いほ場が多いです。
③まもなく、幼穂形成期(幼穂長2.0mm)が確認されるようになると思われます。今後は、低温時の深水管理、中干し後の間断かんがい、追肥や穂いもち防除剤の施用、畦畔の草刈り等の作業が中心となります。
〇調査ほの特記事項
①7月5日現在の調査区の生育状況は以下のとおりです。
平年(H29~R3までの平均) 令和4年
草丈 70.1cm(平年比 119) 58.7cm
茎数 484本/㎡(平年比 102) 473本/㎡
葉数  9.7葉(平年比 −0.2葉) 9.9葉
②前回の調査後生育が急激に進み、現在のところ草丈が長く、茎数は並、葉数はほぼ平年並です。中干しが6月25日頃から始まり、中干し継続中です。葉色はやや濃いほ場が多いです。
③早いところでは、7月8日頃には幼穂形成期(幼穂長2.0mm)が確認されると思われます。生育進度は平年よりやや早めです。

ほ場写真全景

【撮影地/花巻市鍋倉】

ほ場写真稲体

【撮影地/花巻市鍋倉】

2022年6月15日
産地コメント

〇花巻地域(花巻市)の状況
①花巻地域の「ひとめぼれ」生育調査ほ10か所の、6月15日現在の生育状況は以下のとおりです。
令和4年           平年(H29~R3までの平均)
草丈    29.9cm(平年比92)     32.5cm
茎数   200本/㎡(平年比 78)   256本/㎡
葉数   5.7葉(平年比-1.2)    6.9葉
②移植後の天候は良好で、活着や初期生育は順調でした。しかし、6月に入り低温傾向が続き、生育はやや停滞気味で、生育の遅れがやや見えます。6月15日、東北北部の梅雨入り(平年並)が発表されました。天候の回復が待たれます。
③6月初めまでは高温で経過したこともあり、藻類、表層剥離の発生が目立ち始め、また、水持ちの良い水田を中心に、水田の“わき”(ガスがわく)も見えます。中干しまでには多少間がありますので、2~3日の落水や積極的な水の入れ替え(間断かんがい)を指導しています。
〇調査ほの特記事項
①6月15日現在の調査区の生育状況は以下のとおりです。

令和年 平年(H29~R3までの平均)
草丈   36.0cm(平年比 104)     34.7cm
茎数   205本/㎡(平年比 76)     270本/㎡
葉数    6.5葉(平年比-0.6葉)    7.1葉
②茎数、葉数が平年よりやや劣りますが、生育の遅れは少ないと思われます。
③花巻地域の「ひとめぼれ」の生育と同様、藻類、表層剥離の発生が目立ち、水田の“わき”(ガスがわく)症状が見られますので、2~3日程度の落水や積極的な水の入れ替えを行い、“わき”や表層剥離症状の回避に向けた指導を行っています。

ほ場写真全景

【撮影地/花巻市鍋倉】

ほ場写真稲体

【撮影地/花巻市鍋倉】

2022年5月24日
産地コメント

〇花巻農協管内の田植え進捗状況は以下のとおりです。
地域 田植始期 田植盛期 田植終期
花巻地域 5月8日 5月15日 5月26日
北上地域 5月9日 5月15日 5月26日
西和賀地域 5月20日 5月24日 (5月31日) ( )内見込 田植始期:田植進捗10%
遠野地域 5月12日 5月20日 5月25日 田植盛期:田植進捗50%
管内合計 5月9日 5月16日 5月26日 田植終期:田植進捗90%

〇花巻地域(花巻市)の状況
①育苗期は高温に経過し、高温性の病害が見えましたが概ね良好な苗が生産されました。
②花巻地域の田植盛期は 5月15日で、ほぼ平年並みです。
③移植後は、低温や風の強い時期もありましたが、活着はおおむね順調で、その後の生育も順調です。
④花巻地域の水稲生育調査は、6月6日から開始となります(原則、6~7月は5のつく日に調査)。
〇生育調査ほの特記事項
①生育調査地点の「銀河のしずく」の移植期は5月17日(平年5月13日)でした。
②生育調査ほの植付本数は3~8本(平均4.6本)、葉数は3.4葉です。モ類、表層剥離が見え始めました。

ほ場写真全景

【撮影地/花巻市鍋倉】

ほ場写真稲体

【撮影地/花巻市鍋倉】