涼しい風が吹く時期となり、金色の風はその名前に恥じない色となりました。
収穫時期は、早ければ今週から適期を迎える圃場もあります。
皆様に喜んでいただけるように良質な状態での収穫を行えるよう、テスト籾摺りや黄化もみ割合チェックなどを行うよう呼び掛けています。

金色の風は出穂期を迎えています。
ひとめぼれと比較して多くの穂が垂れており若干黄色みを帯び、圃場は夏から秋の装いに変わりつつあります。
刈り取り適期まで一か月を切り、良質米を収穫作業が行えるよう、好天が続くことを祈るばかりです。

7月は不安定な天候が続いておりましたが、7月26日に管内の梅雨明けが宣言され、快晴が続くようになり、出穂期は8月初めと予想されます。
出穂に備えた水管理を実施し、品質向上にむけて呼び掛けていきたいと思います。

金色の風の圃場では中干しを行っており、中を見ると溝切りを実施しているのが確認できました。
６月前半の低温による生育の遅れがありましたが、６月後半からの晴天が続いたことにより生育量が回復し、中干しに十分な茎数を確保出来ました。

岩手県内も梅雨入りし、一関地域では豪雨やひょうといった異常気象はありませんでした。昨年同様、安定した気候が続いておりましたが、6月に入り一時的な低温により生育が停滞しております。
6月末には金色の風の巡回指導が予定されており、更なる品質向上に向けて適切な指導を行いたいと考えています。

一関地域は、５月上旬から中旬にかけて田植えが行われました。
田植え時期は平年並みで、晴天にも恵まれた為、非常に順調なスタートが切れました。
今後は、指導会等を通して、生産者さんのサポートを行っていきたいと思います。