天候の影響で黄化が進み、籾の色、積算温度共に刈り取り適期となりました。例年より1週間程度早いタイミングとなっています。
調査圃場では調査日の翌日刈り取りが行われました。
9月5日生育調査の結果、稈長85.4cm(平年対比102.0%)、穂長17.7cm(平年対比96.2%)、穂数22.5(平年対比90.1%)となっております。
【撮影地/奥州市衣川】
【撮影地/奥州市衣川】
好天が続き生育は順調です。乳白米と割れ籾による斑点米カメムシの加害が心配されます。
例年より進行が早く、黄化も始まっているため9月の例年より早いタイミングで刈り取りとなる予想です。
8月7日生育調査の結果、草丈95.9cm(平年対比107.9%)、茎数23.9本(平年対比96.8%)、100%の出穂です。
【撮影地/奥州市衣川】
【撮影地/奥州市衣川】
7月25日生育調査の結果、草丈84.1cm(平年対比110.3%)、茎数22.8本(平年対比92.3%)、葉齢12.0葉(平年対比99.2%)となっており、概ね平年並みに推移しています。
好天が続き生育は順調です。ほとんどの圃場で出穂期となっています。
【撮影地/奥州市衣川】
【撮影地/奥州市衣川】
7月5日生育調査の結果、草丈60.9cm(平年対比111.1%)、茎数25.5本(平年対比84.3%)、葉齢10.2葉(平年対比100.8%)となっており、概ね平年並みに推移しています。
ほとんどの圃場で中干し期間後半~入水タイミングとなっています。移植の早い圃場では幼穂形成期に差し掛かり、今後、追肥のタイミングに入りますので指導会を開催中です。
【撮影地/奥州市衣川】
【撮影地/奥州市衣川】
6月16日生育調査の結果、草丈38.7cm(平年対比120.6%)、茎数21.0本(平年対比94.8%)、葉齢8.1葉(平年対比105.2%)となっており、平年並みに推移しています。
移植タイミングが早かったため、ひとめぼれに対して茎数が若干多くなっています。今後、梅雨の晴れ間を見て中干のタイミングに入ります。
また、圃場については畦畔からのアシカキ、イボクサの侵入が年々多くなってきており、スムーズな刈り取りのためにも今後の懸念材料となっています。
【撮影地/奥州市衣川】
【撮影地/奥州市衣川】
育苗は平年並みに推移しましたが、天候の不順が続き、苗焼けに加え、強風による変色が例年より多く見受けられました。
金色の風の移植はコンタミ防止対策もあり、早い時期にスタートしました。ひとめぼれを中心とした全体の移植始期は5月5日、盛期13日、終期20日ですが、金色の風については7日には全体的に移植が終わっています。
8~10日に遅霜が降りました。若干の影響はあったものの、深水管理が徹底でき、生育に大きな影響を受けた圃場は最小限となりました。
報告日現在、調査圃場では、順調に活着し葉齢の進展が見られます。
【撮影地/奥州市衣川】
【撮影地/奥州市衣川】