ひとめぼれ・金色の風共に順調な生育を見せておりました。しかしながら、成熟期を迎えようとしていた８月後半から突発的な豪雨が頻発したことにより倒伏の傾向が見られました。品質低下につながらないよう刈り分け等、圃場ごとの対応が必要となります。

ひとめぼれ・金色の風ともに7月28日頃に出穂期を迎えました。7月後半から8月に入り高温が続いており生育が一段と進んでおり成熟期及び刈取りは平年より若干早まる見込みです。品質低下が懸念されますので、極端な刈り遅れないよう生産者さんへお知らせしていきます。また、台風や大雨も散発していることから、影響を注視していきます。

７月に入り度々の恵みの雨により、草丈、茎数、葉齢ともに平年並み以上と堅調な生育。中干しも終了し、いよいよ出穂を迎える時期となってきたので、今後は出穂期での水管理や高温対策等の指導を進めて行きます。
また、不安定な天候によるいもち病が心配されますが、継続的に注視していきます。

６月末からの高温により急速に生育状況の改善が見られ、草丈、茎数、葉齢ともに平年並み以上となっています。現在は管内の多くの地域で中干しを行っているところです。間もなく幼穂形成期を迎える時期となってきたので、今後は出穂に向けて間断かんがい等、圃場の水管理の指導を進めて行きます。

移植後は強雨により植え痛みがあったものの回復している。
高温が続いているため、「表層剥離」や「藻類」発生が見られるため、水の入替え等を実施している。
草丈は平年並みだが、茎数が若干少なめだったものの、生育初期での分げつ確保を目指して浅水での管理等実施し、平年並みの生育となってきた、十分な茎数が確保でき次第中干しを行っていく。
また、斑点米カメムシ類の被害を最小限に抑えるため、畦畔等の草刈りを実施中。

育苗期は好天、高温で推移し生育は良好だが、やや徒長気味の模様。
移植は５／７頃から始まり、５／１６頃に最盛期で適期移植となった。移植間もないこともあり、苗はやや貧弱に見える。また、高温で推移していることから、一部の圃場では藻の発生や表層剥離が見られているが、全体としては順調な生育と見られる。
現在、畦畔の草刈り作業が７割ほど実施されている。