〇北上地域（北上市）の状況
９月以降も高温傾向と予想されており、収穫適期は平年より早まり昨年並の見込みです。
　 ほ場の黄化籾割合をよく観察し、テスト籾摺りを行い、刈り取り開始時期を見極めるとともに、玄米品質を
　 維持するため、刈り遅れないように呼びかけています。

〇北上地域（北上市）の状況
出穂は平年より2～3日程度早まり、地域・ほ場差は少なく、穂揃いも概ね良好です。
出穂始期は7月27日、盛期は8月3日、終期は8月9日となっています。
　斑点米カメムシ類の発生は米の品質（等級）に大きく影響しますので、生育に合わせ、適期の 薬剤防除を行うように呼びかけています。
また、登熟期の高温に対応した水管理（間断かんがい、夜間入水）を実施するように指導しております。

〇花巻農協北上地域管内の「ひとめぼれ」の7月16日現在の生育状況は以下のとおりです。

草丈　67.9㎝ 平年65.6 （平年比104％）
茎数 本/㎡　660　584（平年比113%）
葉数　10.0葉　　 平年9.8　　（平年差+0.2葉）

〇北上地域（北上市）の状況
7月16日の生育調査では、草丈は平年並、茎数は平年より多く、葉数は平年並であり、生育は概ね順調です。
まもなく出穂するところであり、今後は斑点米カメムシ類の密度を低下させるため、水田畦畔や農道の草刈りを必ず実施するように指導 しております。

〇花巻農協北上地域管内の6月25日現在の生育状況は以下のとおりです。

草丈　39.9㎝ 平年38.4 （平年比104％）
茎数/株 31.1本 平年23.1本 （平年比135%）
葉数　7.7葉　　 平年7.5　　（平年差-0.2葉）

〇北上地域（北上市）の状況
　6月25日の生育調査にて、草丈は平年並、茎数は平年より多く、葉数は平年並で生育は概ね順調です。
　6月22日頃から中干しが始まり、まもなく幼穂形成期（出穂20～23日前）を迎える頃となります。
　中干し後は、間断かんがいを繰り返してから通常の水管理をしていきます。

〇花巻農協北上地域管内の生育状況は以下のとおりです。
草丈　27.7㎝ 平年31.1 （平年比89％）
茎数/株 15.4本 平年15.6本 （平年比99%）
葉齢　6.0葉　　 平年6.3　　（平年差-0.3葉）

※6調査点平均値

〇北上地域（北上市）の状況
6月14日の生育調査では、草丈はやや短く、茎数は平年並、葉数はほぼ平年並、生育は概ね順調です。
目標茎数を確保したならば、中干しが開始となります。

〇花巻農協北上地域管内の田植進捗状況は以下のとおりです。
田植始期： 5月8日　　 田植進捗10％　
田植盛期： 5月16日　　 田植進捗50％
田植終期：（5月25日）　田植進捗90％

〇北上地域（北上市）の状況
①育苗期は気温の高い日が続きましたが、概ね良好な苗となりました。
②北上地域の田植盛期は 5月16日でほぼ平年並みでした。調査地点の「ひとめぼれ」の移植日は5月
13日でした。
③移植後も気温の高い日が続き、活着・生育ともおおむね順調です。
④北上地域の水稲生育調査は、6月14日から開始となります。（原則、6月～7月は5のつく日に調査）